【保護者向け】「これからはプログラミングが出来た方が良いですよね?」に対する答え【プログラミング教育】

2019年12月11日

私はボランティアで子ども向けプログラミングクラブを運営しています。

定期的にイベントを開催していると、たまに子ども達の保護者から、

「将来を考えると今からプログラミングをやっておいた方が良いですよね?」

とか

「プログラミングはいつから始めると良いですか?」

というような質問を受けます。

この様な質問を受けた場合、私は次のように答えることにしています。

「子供が興味を持ったらやらせてあげて下さい、興味が無いのにやる必要はないと思います。」

と。

「部品を作るプログラマ」と「部品を使うプログラマ」

私は、将来的にプログラマ(プログラミングする人)は「用意されている部品を組み合わせて実際の業務に活用する」プログラマと、そこで使われる「部品を作って提供する」プログラマに分かれていくと考えています。

そして、大多数の人は「用意されている部品を組み合わせて実際の業務に活用する」プログラマになると思っています。

車に例えると、「車を使って仕事をする人」と「車を作ったり修理したりする人」に分かれている感じですね。

物流のトラックドライバーなどは、車で仕事をするプロですが、車を作る事は出来ませんし、車の調子が悪くなっても簡単なメンテナンスは出来るかもしれませんが本格的な修理は出来ません。

たとえ車が作れなくても、車で仕事は出来るのです。

プログラマも同じような感じになるのではないでしょうか。

深いプログラミング知識を有しプログラミングに使われる部品を作るプログラマと、基本的なプログラミングの知識を有し実際に業務を行うプログラマです。

そして、車の運転と同じように、部品を組み合わせるタイプのプログラミングは、大人になってから学んでも十分間に合うと思います。

今のプログラミング環境は昭和の車

若い方はご存じないかもしれませんが、昭和の時代には「エンジンプラグの交換ぐらい自分で出来なきゃ車に乗っちゃダメだろ」などと言われる時もありました。

教習所からタイヤ交換の講習が無くなってから久しいですね。

今の車にはスペアタイヤもタイヤ修理工具も載ってないんですよねw

今は誰でも簡単に車を運転できるようになる時代です。

もう少ししたら運転する必要すらなくなるかもしれませんw

プログラミングも、現在でこそある程度専門知識がいる分野ではありますが、たぶん将来的には誰でも出来る簡単なものになると思います。

先が読めないんだったら、自分で作ればいいじゃない

プログラミングクラブのイベントで記事タイトルの様に質問された時、私は「必要ないですよ」と答えますが、同時に「興味を持ったら出来るだけやらせてあげて下さい」と頼むようにしています。

今の時代は、技術の変化も速く、10年後に必要なスキルを予測することはとても難しくなっています。

たとえ予想できたとしても、それが確実に実現するとは限りません。

であれば、予測もできない未来のことを考えるのではなく、いま目の前にいる子どもが「やりたい」と思ったことを伸ばし、仕事として活用できるようになる方法を一緒に考えた方が建設的だと思います。

仕事にスキルを合わせるのではなく、スキルを活用できる仕事を作り出すのです。

そして、新しい仕事を作るためには、何よりも「情熱」が必要だと思います。

子どもの可能性は無限大です。

子どもの「やりたい」という気持ちを大切にしてあげて下さい。

まとめ

結論として、

「これからはプログラミングが出来た方が良いですよね?」

に対する答えは、

「別に出来なくても良いと思いますよ」

であり、

「子どもがやりたいと思ったら、思いっきりやらせてあげて下さい」

です。

そして、

「将来どうなるんだろう?」

と考えるのではなく、

「将来どうなりたいのだろう?」

と考えると良いと思います。

プログラミングはとても楽しいです。

みんなでプログラミングを楽しみましょう。

大人向けの「プログラミング勉強会」もよろしく。